コラム《中国VOCs GB規制の波》「ニセモノ分析レポート」

こんにちは。ラボノモリ編集部です。

突然ですが、「ニセモノ分析レポート」掴まされていませんか?

大半の方はご存知だと思いますが、世には多くのニセモノ分析レポートが出回っています。
新中国VOCs GB規制に伴い、また大きな波が訪れようとしています。

以下は、皆様の注意喚起を目的として、少しオブラートに包み、掻い摘んでお話しします。

多くのニセモノ分析レポートはB to BやB to C間でよく目にします。
B to Bでは供給先へ提出する分析レポートの改ざんです。
B to Cでは、ニセモノというより、消費者の視線をそらしながら表現するマジックのようなレポート活用方法です。

ここでは、B to Bのレポートに触れていきます。

では、なぜこんなにニセモノ分析レポートが出回っているのでしょうか。

動機や理由をまとめるとこんなものでしょうか。(多くは海外企業の動機)
1. 分析費用をケチる為。
2. 不合格品を合格品に見せる為。
3. 供給先に求められたが、掲示価格が割に合わない為。
4. 分析を実施する意味・意図が分かっていない為。
+α. お粗末な分析機関がしっかりと分析していない。

いつの時代も、売り手、買い手、世間の利益や理解そしてコミュニケーションは大切だと、近江商人は言っていますよね。

掴まされたから一方的に被害者とは限りません。
それは、おそらく互いを理解しあえていないことが原因であることが大半です。

今や、改ざんレポート一枚で企業は倒産寸前に陥るご時世です。

ニセモノレポートを掴まされない、出さない為にもこんなことが必要じゃないでしょうか。
1. レポートを要求する側は要求する規制意図をしっかり理解し説明をすること。
2. 求められた側も規制意図、規制内容をしっかり理解し理論的に何が必要で何が不要なのかを説明すること。そして、それには労力と費用が掛かることも説明すること。
3. 双方誠意をもってコミュケーションを取ること。

川上からすれば、「コンプライアンス」や「持続的発展可能なモデル」という言葉だけで、意図も説明されず、分析レポートだけ要求され、価格据え置きなんて言われたら、イラっときますよね。

さぁ、これからVOCの波がやってきます。

その為には、この規制がどの様な背景で、どうしてこのタイミングで発効され、どういう管理がされていくのかを知っておくと良いかもしれません。

また、VOCの分析レポートについては、CMA認定推奨など、グローバルサプライチェーンが対応しづらい現実もあります。

引き続き、ラボノモリでは皆様のお役に立てるよう情報提供を続けてまいります。

 

ラボノモリ編集部

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